出産の記録(1)

もう二ヶ月経ちましたが、一応出産がどんなふうに進んでどう感じたかを書いてみようかと思います。


関東のマンションを引き払い、その荷を受けて、さぁ取り敢えず少し片付けよう、予定日の二週間前だしね、まだまだだね。友人も遠くから来てくれて、マタニティフォトなど撮ってもらい、これでいつでも大丈夫だわーとか言っていたら。
引越し翌々日の朝五時半に破水しました。
破水かどうかはすぐわかりました、あぁこれは破水だわ、って感じ。
陣痛が先じゃないぶん、痛くはないし、悩まずすぐ病院いけるし、ある意味良かったなと思っています。


引越し先と産院は車で一時間の距離。
主人はその道を運転するのは初めて。
陣痛はないのでまだまだ余裕で楽しく会話しながら(主人の方が緊張しているほど)乗車しておりました。
道中、病院のある街にいる生母に電話。破水だからすぐ病院へ行く、少し早いが正産期だから問題ない、まとまっていないが入院準備品はそこにあるので持ってきて欲しい、と連絡。
病院に着く頃陣痛らしきものが始まり、十分間隔程度に。
受付に伝え、二階へ上がりすぐ分娩室で様子を見てもらい、説明を受けて、一旦
病室へ。
母もすぐ到着し、さてあとは陣痛の間隔が狭まるのを待つだけ、になりました。

この時はまだ、私はともかくとして母も主人も長い長い1.5昼夜を過ごすことになるとは思っていなかったのでした……。


つづく